はじめに

子どもの育ちを支える仕事は、家庭や地域や日本だけでなく、世界を支えることに繋がる重要な仕事です。現在、世界各国の国や企業が条約や協定を結び、世界でよりよい子どもの教育を目指しています。今回は、今後一層必要とされる子どもの教育と「こども総合学科」について説明します。

世界が重視する「子どもの教育」

子どもに最もよいことを(子どもの権利条約)

日本を含む世界のすべての子どもたちが、生まれながらに持っている「権利」を条約にしたものに「子どもの権利条約」があります。この「子どもの権利条約」には4つの原則があります。そのひとつに、子どもに関することは「子どもに最もよいこと」を第一に考えることとあります。世界196カ国が条約を結び世界で子どもの権利を守ろうと努力しています。

【参考】
UNICEF「子どもの権利条約」
https://www.unicef.or.jp/kodomo/kenri/

質の高い教育をみんなに(SDGs目標4)

2030年を目標に世界中の国や企業などが取り組む「持続可能な開発目標(SDGs)」。この目標4は「質の高い教育をみんなに」です。持続可能な社会を作るには、皆が必要な知識や技術を学ぶことが大切です。誰も取り残されず、すべての子どもたちが、暴力のない安全で安心な環境の中でしっかり学ぶことができる「質の高い教育」が今世界で必要とされています。

【参考】
UNICEF「SDGs 4」
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/4-education/

 

保育士・幼稚園教諭としての活躍

今後さらに必要とされる保育士・幼稚園教諭

世界各国が「子どもの権利条約」を結び、さらに「持続可能な開発目標(SDGs)」でも国や企業の目標として掲げられている「子どもの教育」。子どもの育ちを支える保育士・幼稚園教諭は今後一層社会に必要とされる仕事です。さらに、日本では保育士・幼稚園教諭の人数自体がまだ少なく、常に人手不足の状態です。

【参考】
厚生労働省「保育人材の確保」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000057741.html

島根県における教育・保育の現状について
https://www.pref.shimane.lg.jp/education/syoushika/kosodate/hoikusho/youjikyouiku_program.data/04_WG1_shiryou3.pdf

文部科学省「幼稚園について教えて!
https://www.mext.go.jp/kids/find/kyoiku/mext_0001.html

文部科学省「幼稚園の人材確保事業」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/youchien/1396677.htm

 

子どもにとって大切な「音楽」と「運動」

保育士や幼稚園教諭が身に付ける知識や技術の中には、音楽と運動があります。子どもは五感を使って全身で世界を学びとろうとします。そして学んだことを実際に練習しようとします。子どもにとって、特に音楽と運動は、世界を理解し心や体を育てるだけでなく、意欲・感受性・表現力・コミュニケーション能力を高めることができる大切な学びです。音楽や運動の知識や技術のある保育士や幼稚園教諭が、今必要とされています。

 

こども総合学科の強み

2年間で資格取得が目指せる

今後さらに社会で必要とされる保育士・幼稚園教諭。こども総合学科では2年間でこの2つの資格取得を目指すことができます。保育士資格に加え姫路大学・豊岡短期大学の学習サポート校として幼稚園教諭免許の取得も可能です。
子どもの発達や子どもの教育について習得しなければならない知識や技術は、年々増えています。こども総合学科では、2年という短期間で、企業や法人と提携し作成した教材・授業と、豊富な実習で、生きた知識を身に付けるカリキュラムを作っています。こども総合学科のカリキュラムは文部科学省からも評価され、「職業実践専門課程」の認定を受けています。
さらに、こども総合学科では学園グループ内で実習が可能であり理解ある環境のもと行うことができるという点が大きな魅力です。

就職サポートが充実

こども総合学科の強みは、就職サポートが充実していることです。豊富な実習先が用意されていて、様々な体験ができます。さらに、学校と生徒はひとつのチームだと考え、きめ細やかなバックアップ体制を作っていることが大きな強みです。

おわりに

今回は、今後一層必要とされる職業である保育士・幼稚園教諭を育成する、こども総合学科について説明しました。オープンキャンパス、個別相談会はオンラインでも開催されています。学校生活について、受験について質問がありましたらお気軽にご連絡ください。


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